第3号 発行日:

QMS&薬事Weekly 第3号:FDAの警告書は、もうISO 13485の箇条番号で書かれる

要対応 2件

薬事情報ナビが毎週お届けする、医療機器の薬事とQMSの週次ブリーフです。第3号の結論から——2026年8月17日から24日までの1週間で、新しく発出された国内の規制は0件。ただし前号からの意見募集2件が、8月26日と8月29日に締め切られます。看板記事は、QMSR施行後のFDA警告書が、指摘をISO 13485の箇条番号で書くようになった変化を解剖します。

今週の一件

指摘9件、すべてISO 13485の箇条番号

21 CFR 820の細目を引いておけば足りた時代の、終わり方

図1 QMSR後、FDAの指摘がどの番号で書かれるか

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    指摘はここで書かれる

    品質システムの指摘9件は、すべてISO 13485:2016の箇条番号で引用される。Clause 8.3.1/8.5.2/7.3.1/7.3.9/6.3/7.6/7.5.6/7.1/7.4.1

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    引用により取り込み

    21 CFR Part 820は品質マネジメントシステム規則(QMSR)としてISO 13485:2016を取り込んだ(2026年2月2日施行)

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    法的効果は変わらない

    製造方法が要求に適合しない=「不良」と認定され、警告書に至る。回答期限は受領から15営業日(FD&C法 501(h)/21 U.S.C. § 351(h))

自社チェック

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動く ── 期限のあるもの

  • 要対応 締切

    医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令(案)

    厚生労働省医薬局総務課/e-Gov 案件番号 495260118

    一言

    提出するなら締切前日までに社内の確認を回しておくこと。

  • 要対応 締切

    改正法の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令(案)

    厚生労働省医薬局総務課/e-Gov 案件番号 495260120

    一言

    締切は土曜。金曜までに提出の要否を決めておくと安全です。

知る ── 一言つき

  • 海外規制

    FDA、生成AI搭載機器の考え方を討議文書で公開

    FDA デジタルヘルス卓越センター

    リスク評価・市販前評価・市販後監視の論点を並べた文書。ガイダンス案ではないと明記。意見受付は10月19日まで。

    一言

    ガイダンス案になる前が、いちばん意見の通る時期です。10月19日まで。

    原文
  • 海外規制

    BDの骨髄内針セット、最も重篤な区分の回収に

    FDA(8月4日初報/8月17日更新)

    内筒が留置後に固着し血管確保が遅れるおそれ。7月22日時点で重篤45件・死亡4件。因果関係の確定記載はなし。

    一言

    寸法公差の逸脱ひとつで45件。受入検査の抜取り数、いつ決めたきりですか。

    原文
  • 海外規制

    Medlineのキット13製品も最も重篤な区分に

    FDA

    Huons製ブピバカイン入りキット13製品の是正。部材元のB. Braun分は4月24日時点で重篤35件・死亡0件。

    一言

    第2号と同じ構図が別の部材で再演。自社キットの供給元は二次先まで出ますか。

    原文
  • 国内規制

    医療機器・体外診断薬部会が8月24日に開催

    厚生労働省(8月10日掲載)

    非公開で開催。オプチューンパクスの承認可否、Volt PFAカテーテルSE等の使用成績評価の要否、指定区分の要否を審議。

    一言

    本命は3つ目の議題。クラス分類と特定保守の指定は保守体制に効きます。

    原文
  • 国内規制

    医療機器のJIS改正案、8月28日が意見締切

    厚生労働省医薬局医療機器審査管理課/e-Gov 案件番号 495260097

    対象はJIS Z 4751-2-43の改正案。募集は6月29日10時に始まり、締切は8月28日23時59分です。

    一言

    動くのは該当規格を使う会社だけ。自社の適合規格一覧を引いて当たりを確認。

    原文
  • 国内規制

    PMDA、2025年度の医療機器相談の受付状況

    PMDA(2025年4月〜2026年3月分)

    年間193人・1日平均0.8人。グルコースモニタシステム22件(10.1%)、家庭用電位治療器17件(7.8%)。

    一言

    患者が迷う上位が「使用目的又は効果」。添付文書の手前の伝え方の問題です。

    原文

今週の数字

13件

文書化された調査も不適合の記録も示せなかった、エンドトキシン試験の規格外(1通の警告書のなかで)

FDAが数えた期間は2025年1月から2026年2月。警告書にはこの13件に加えて、非公開とされた件数も併記されています。自社の1年分の規格外の件数と、そのうち調査記録が残っている件数が一致しない会社は、同じ書かれ方をされ得ます。

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